お久しぶりです。こ相変わらずぱたぱたしていて、きちんとした更新ができない状態です。 ということで、しばらくはちょっとした読書メモを掲載することにしました(完全な手抜きモードですね)。しばらくは自分のための備忘録的な記事が続きますが、ごかんべんを。
○私的な読書メモ
広田照幸さんの『教育不信と教育依存の時代』(紀伊國屋書店、2005年)を読む。最近の一連の著作と大きく変わるところはないが、講演やシンポジウムでの報告がベースになっているので、かれの議論になじみがない人が広田さんの主張を把握するには良い本だろう。「いまの教育をめぐる状況は悪化するばかりである」、「子どもや若者は凶悪化している」と考えている人は、同書を一読すれば、そのような通念がいかに根拠のないものなのかが分かるだろう。最近の広田さんは、教育のあり方を構想する際に、(まだ見ぬ未来に向けたコミットとして)政治的な価値選択を行うことの重要性を強調する傾向を強めているように感じる。戦後教育学的な枠組みとは異なる「教育と政治」を語るための新しい言葉を探すことができるかどうかはまだ分からないが、そのための着想を数多く得ることができる本であることは確かである。
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